【002】「きのみをたべたのはだれ?」





☆=10  ☆☆=3  ☆☆☆=1  合計獲得☆数=19





>怯えるタツベイに、みんなは詰め寄ります。
 行頭下げがなされていません。

>つまり、私は食べてないのが明らかだ。
 ナッシーの一人称は他の箇所では「俺」となっています。

>アイアントは不適な笑みを浮かべました。
 不適 → 不敵

 内容に関して個人的に気になった箇所が幾つかございましたので、その一部を以下に挙げさせて頂きます。

・何故アイアントはタツベイとドータクンを誘ったのか
>みんな、タツベイがさみしがりな性格なのは知ってるでしょ? さみしがりなポケモンは酸っぱいものが苦手なんだ。で、イアのみは酸っぱい。
 この台詞からアイアントは誰がどんな性格か、どの性格がどの味が苦手か、どの実がどんな味かを把握していると推測出来る(少なくともタツベイがイアのみが苦手である事は把握している)。しかしアイアントが見つけていたのはイアのみだけだと思われる。酸っぱい味が苦手な2匹を何故誘ったのか? 

・タツベイの前に食べたポケモンがいる事を推測した根拠は何か
 タツベイが食べた時にきのみが不格好であった事、タツベイが食べたのが一口だけである事はこの時点ではまだ判明していない。苦手なきのみは一口食べただけで混乱すると仮定しても、その場合ドータクンが食べたのも一口である。ドータクンとタツベイが一口ずつ食べただけで芯だけとなる大きさのきのみを、皆で分け合おうとするとは考え難い。その為残っている量から判断する事は不可能か。前述の事項を知っているタツベイが言い出したのであれば不自然ではないが言い出したのはナッシーである。歯形が2種類残っていた可能性? (ドータクンが食べた時に歯形が残るのかは分からないが)

・イアのみと判断する事が何故不自然なのか
 皆がフィラのみだと勘違いしていたとしてもそこにあるのはイアのみの芯である。イアのみの芯からそれがイアのみであると判断する事が何故不自然なのか? バンギラスがこのきのみがフィラのみであると判断しタツベイに詰め寄った際に、きのみの種類を訂正しなかったのはツボツボも同じである為、きのみの種類の判断を根拠にドータクンが犯人であると特定するのは無理か。(ドータクンが犯人であると特定する事自体は到着順に関する虚偽の供述から可能)

・ドータクンがラムのみを持っていた事をどう証明するのか
 ドータクンは何も持っていない事を再三に渡り主張していたが、その時アイアント以外誰も疑問に思っていない事から、アイアント以外のポケモンはドータクンがラムのみを持っていた事を知らなかったと推測出来る。その為ドータクンがラムのみを使った事を証明するには持っていた事から証明しなければならないか。しかし上記の様にきのみの種類の判断でツボツボがイアのみだと知りながら意見していない為、ラムのみを持っていたと知りながら指摘しなかった可能性もあるか。

(門森 輝)


☆(匿名希望)
☆(匿名希望)
☆(クロトカゲ)
☆(砂糖水)


(朱雀)



 知識面での充実具合と、登場ポケモン各位のキャラ付けが惹かれた点です。
 逆に物語としては少々荒削りで、個人的にはもう少し味付けが欲しいかなと思いました。具体的には、見破られたドータクンが爆発するまでは良かったのですが、その後のオチに至るまでが、ちと単純過ぎたかなとか。良く言えば簡潔明快、悪く言えばプレハブ住宅的な雰囲気が致しまして。
 まぁ、この辺は個人の嗜好にもよりますし、あんまりお気になさらないでくださいまし(汗)

(クーウィ)


技構成と特性と種族値、そして証言から犯人が分かってしまってましたw ただ、読者も一緒に推理を楽しめるというのは面白かったと思います。
ドータクンは眠るリサイクルというゾンビ型の個体もいるので、今度はリサイクルを誰かに教えてもらえるようになりませんとね。

(リング)




申し訳ない。ポケモンガチ勢向けだと思ったが、それにしても途中で混乱してしまう。その理由を考えてみた。どうやら、性格や種族値を入れていることが原因のようだ。特性しゅうかくの呑気はちょっと情報過多というか、文章を読む上でくどいかなーと思った。あとガチ勢じゃないとトリックルームのことは難しすぎるだろーと思う。

(くろみ)



なかなかポケモン二次創作では見ることのないこの手の話(少なくとも自分は初めて見た)をゲーム内の設定もうまく使って書いている小説でした。
ただ、ここまでセリフが多いのならむしろセリフだけですべてを表現した方がテンポがよくなったのではないかなと思いました。口調だけでも書き分けはしっかりなされていたし、会話だけで推理ができる内容でもあったので。わいわいやりながら話し合っている情景が目に浮かんだのでもっとがやがややっててもいいかなぁと。
とりあえず、タツベイは正座で反省なと思ったのはここだけの話。
(西条流月)


☆☆
可愛らしい文体ですが内容は正に廃人使用。子供向けと思って読み始めてやられましたww 特性・努力値・持ち物をフル活用した手法は大変面白いと思います。最後がハッピーエンドな所も可愛い。

(ミルメコレオ)


☆☆
きましたねドヤ顔w2作品目でくるとは
文章が読みやすいので、登場人物が多いにも関わらず、混乱せずに読むことができました。トリックルームが出てきた所で、犯人がナッシーかドータクンに絞られてしまったのが惜しかったです。最後まで犯人が誰だか予想つかないようにしてほしかった。

(逆行)


☆☆☆
名探偵アイアントここに。

 各キャラクターが個性的で書き分けられており、テンポよく読みやすかったです。事件に関しましてはそれぞれの速さの関係からトリックルームを使ったな、というところまでは閃いたのですが、その後の謎に関しましては分かりませんでした。アイアントの説明でなるほどと思いながら、半分悔しがっていたりしていた自分がここに(汗)

 ポケモンの特性と技だけではなく、性格までうまく組み合わせたミステリーだったと思いました。
(巳佑)














【001】

【003】

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